
10年以上前に生み出されたものを好むことを総称してレトロブームと言いますが、その影響を受けて若い世代で利用者が増えているのががま口の長財布です。がま口とは球体の金属をかみ合わせることで閉じるタイプのことであり、見た目がカエルのような口に見えることから名づけられています。若い世代で利用者が増えている理由は、カエルのような口がかわいいという好印象に加えてデザインもカラフルで写真映えがする種類が増えているからです。そしてがま口のメリットとして、チャック式と違って壊れにくいというメリットもあります。現在主流のチャック式は金具を引っ張ることで施錠するため簡単に使えますが、金具が壊れてしまうと施錠ができなくなるデメリットもあるのです。その点頑丈な球体の金属で止めるため、チャック式と違って簡単には壊れず長く使えるメリットがあります。
風水においても、カエルは帰還や戻るを意味する言葉のため、使ったお金が戻ってくるという縁起物としても重宝されているのです。